UNIX MAGAZINE 2001年9月号

キーフレーズ

UNIX MAGAZINE ファイル http:// コマンド RFC ADSL 2001 Linux usr www 場合 文字列 ネットワーク VMware サーバー ディレクトリ NetBSD インストール 実行 ファイル名 システム Web sec 表示 local PPPoE ルータ 入力 Java for OSPF etc 利用 Windows アドレス クライアント JSP インターフェイス config 指定 pppoe 設定 Tomcat CPU This conf ESX IPv6 rppppoe DNS Summit PPP 000 モード camserv FreeBSD start 対応 文字 Workstation bin hosts 情報 org インターネット FTP tspc ftp 現在 必要 使っ jsp monkey ページ make できる ソースコード 機能 home Ethernet Windows 2000 co.jp Emacs ISP スクリプト SCSI ホスト 192 apache プログラム 管理 lnternet Base 本体価格 file 関数 -1

目次

0 けつま 3 びっ 図 1 /etc/mk. conf ftp://ftp ・ ring ・ gr ・ jp/pub/text/CTAN/ MASTER_SITE_XCONTRIB= MASTER_SITE_GNU= MASTER_SITE_PERL_CPAN= MASTER_S ITE_TEX_CTAN= MASTER_SITE_SUNSITE= MASTER_S ITE_BACKUP = MASTER_SORT= ftp: //ftp ・ ring ・ gr ・ jp/pub/X/opengroup/contrib/ ftp : //ftp ・ ring ・ gr ・ jp/pub/1ang/perl/CPAN/m0du1es/by—m0du1e/ ftp : //sunsite. sut ・ ac ・ jp/pub/archives/linux/sunsite—unc/ ftp : //ftp.ring ・ gr ・ jp/pub/NetBSD/packages/distfi1es/ ftp://ftp ・ ring ・ gr ・ jp/pub/GNU/ ftp : //ftp ・ jp ・ netbsd.org/pub/NetBSD/packages/distfi1es/ ( 誌面の都合上、で折り返しています ) ・ jP ・ jP ・ netbsd. org 設定したことがなく根本的な対策には時間がかかりそうな ので、それはそのうちゃることにして、とりあえすは re- solv. conf を書き直しながら作業を進めていこうと決めま した。ひとます原因が分かったことで「私か悪いのでは ? 」 とか「システムか壊れているのでは ? 」という心配がなく なり一 - ー安心しました 4 pkgsrc のインストール 通信も可能になったのでいろいろなファイルをインス トールしたいところです。 NetBSD には package とい うシステムがあります 5 。各アプリケーションの distfile ( ソースファイル群 ) の場所やインストール先などを自動 的に石殳定するようになっているツールです。 package を使 えは、欲しいアプリケーションのソースを自分て探してイ ンストールする手間が省けます。、ソースを取得して展開 する " という作業は好きなのですが、依存関係が複雑な場 合や大きなファイルなど、 1 つ 1 つやっているとものすご く大変な仕事になってしまうことがあります。それに、と にかく早くインストールしてしまいたい場合もあります。 そこで、次に pkgsrc を簡単に利用できるようにすること にしました。 package は NetBSD の FTP サイト経由で 1 っすっ取 得して使うことも可能ですが、まとめて pkgsrc を取得し ておけは、すべて手許にあるのて粳利です。ます pkgsrc を取得してインストールしてしまいましよう。この部分の 手順は、 BSD magazine の「 Ports/Packages のすべ て」という記事 [ 1 ] を参照しました。ま $pkgsrc をまと めた pkgsrc ・ tar. gz を探したところ、 NetBSD ディレク 4 NetBSD のインストーノこ DNS を引けなかったのも、これと同し 原因でしなだから、ホスト名の代わりに IP アドレスを書き込むのは正 しい角だ墅ごったわけてす。 5 これは FreeBSD の port にあたります。 UNIX MAGAZINE 2001.9 トリ直下の packages ディレクトリにありました。この ファイルを FTP で取得して、 /usr 以下に展開します。 あとは好きなアプリケーションのディレクトリに移動し て make と打てば、自重加勺にインストールか始まるはすで す。さっそく、必要なアプリケーションのインストールを 始めることにしました。まず、イ業を進めるストレスを減 らすため、使い慣れた tcsh のインストールから始めます。 /usr/pkgsrc/shells/tcsh に移動し、、、 make" と打ち 込むと、 tcsh の distfile の取得が始まりました。 ところが、画面に現れる情報を見ていると、わざわざ 米国の FTP サイトに接続しようとしています。この調 子ではどれだけ日肋ゞかかるか分からないので、いったん CtrI-D で中断しました。たしか、 [ 1 ] の記事のなかで、ネ ットワーク的に近いサイトから distfile を取得するための 設定方法か説明されていたはすです。もう一度読んでみる とたしかにありました。 /usr/pkgsrc/mk/mk. conf. example にある、、 # Ja- pan" 以下を /etc/mk. conf にコピーして # を外す /etc/mk. conf に、、 MASTER-SORT= . jp ・ jp ・ net- bsd.org/ を書き加える という作業が必要なようです。それに従って /etc/mk. conf を書きました ( 図 1 ) 。 もう一度 make コマンドを実行してみると、今度は日 本国内からソースを取得してあっという間に tcsh が使え るようになりました。 ユーサーの追加 次に一搬ューサーを作ることにしました。ューザーを作 るためにはますホーム・ディレクトリ用の場戸励ゞ必要なの で、その準備をします。 131

0 けつま 3 びっド た。 DHCP サーバーを兼ねている ADSL 回線を接続し たルータにログインして石忍してみたり、 ifconfig コマン ドでアドレスを調べても問題はありません。なせ、突材妾 続できなくなったのか 数時間も格闘して、ふと何気なく /etc/resolv. conf を 覗いてみると、さきほど書き足した外部のネームサーバー のアドレスか消えていました。そのため、また名前か引け すに接続できなくなっていたのです。 原因が分かってはっとしたものの、触ってもいないファ イルからなせアドレスか消えてしまったのか、見当もつき ません。それに、書いた記應のない ADSL ルータのアド レスだけがどうして残っているのかも理解できません。分 かったのは、この状態になると名前か引けなくなって使い ものにならないということだけです。定期的に同じ状兄に なるので、とりあえ $/etc/resolv. conf を書き直しなが ら竹業をしました。 あとて獅匠にこの間題について話すと、以下のように説 明してくれました。 いくつかの要因が絡んでいるようなのでまとめると、 /etc/resolv. conf か書き換えられてしまうのは、 1. この ADSL ルータは DHCP サーバーとして使う場 合、 DHCP で DNS サーバーの場所も教えてくれる。 現在の設定では、 DNS サーバーは ADSL ルータ自身 である、という情報を渡すようになっている 2. dhclient は、デフォルトでは DHCP サーノヾーからの 情報を利用して /etc/resolv. conf を書き換えるように なっている 3. だから DHCP がリースを更新するたびに resolv. conf を書き換えてしまう のだそうです。 すくなくとも resolv. c 。 nf か壊れているわけではなさそ うなので一応ほっとしていると、加えて、 この挙動だけをとってみれは間題はないのだけれども、 これが原因となって名前を引けなくなってしまうのは、 この ADSL ルータと NetBSD の、、相性 " が悪いから とはいったいどういうことなの ー機能を利用できない だ。そのため結果的に、 NetBSD からはこの ADSL 130 と言います。相性が悪い、 ルータの DNS サー でしよう。どうしてせつかく提供されている DNS サーバ ー機能を使えないのか、さらに詳しい説明を聞きました。 上記のとおり、この ADSL ルータを DHCP サーバー および DNS サーバーとして使うと、 DHCP リース更 刑芋に書き換えられる resolv. conf には ADSL ルー タ上の DNS サーバーのアドレスだけか残る。その後 OS からの問・をはすべて ADSL ルータ上の DNS サーバーを通すことになる。ところが実際には、この DNS サーバーはたんなる、、 DNS 中継サーバー " で、自 分で問合せに応答するわけではなく、外部の DNS サー バーに間合せを転送するだけである こまでは問題はないが、 DNS の間合迂の結果の扱い にちょっと齔点があるようだ。完全に、、 DNS のふり " をするのならいいのだが、応答は転送先の DNS サー バーから直孑区された内容のままで NetBSD ホストに 送られてしまう。これに対し、 NetBSD ではセキュリ テイイのため、 DNS の間・午先のアドレスと DNS 応答の送信元のアドレスか 1 司ーでないと、その DNS 応 答を受け入れないようになっている。すなわち、この 場合の DNS 間合せでは、間 , 午迂先は ADSL ルータ上 の DNS サーバーのアドレスなのに、応答の送信元アド レスはそれとは異なっているため、 NetBSD の resolv ルーチンが「間合せ先と応答先のアドレスカ嗹う ! 」と 判断し、自らのセキュリティ基售に照らしてこの DNS 応答を破棄してしまう ・その結果、この ADSL ルータを DHCP サーバーとし て使っていると NetBSD では名前角夬ができない のだそうです。これに対し Windows では、間・先と 応答送信元のアドレスが違う場合でも、気にせすにその DNS 応答を受け入れるといいます。そのため、 NetBSD のインストール以前も resolv. conf ファイルの書換えは起 こっていたが、目に見える間題か起こらなかったのでその 挙動に気づかなかっただけなのだ、と言われました。 理由については糸断等したものの、それでは ADSL ルー タの DHCP サーバーを使っているかぎり、定期的に re- solv. conf を書き換えないとネットワークを利用できませ ん。なんとかならないものかと対策を言ルると、我か家の ネットワーク内部にネームサーバーを置き、そこを通して 名前解決をするしかないとのこと。私はネームサーバーを UNIX MAGAZINE 2001.9

けつま 3 ひっ れたようです。それから、、 ifconfig -a" とコマンドを入力 して確かめてみると、 an0 というテンヾイスか認識されてい ました 3 どうやらこれか無線 LAN カードのようです。 ます最初に IP アドレスを設定しなければなりません。 我か家のネットワークでは現在、 ADSL ルータの DHCP サーバー機能を使って IP アドレスを配布しているので、 DHCP でアドレスを取得することにしました。 FreeBSD では dhcpc" というコマンドを使っていたのですが、今 回インストールした NetBSD の DHCP クライアントは なんという名前なのでしよう。きっと似たような名前だ ろうと見当をつけて探したところ、、、 dhclient" というコ マンドがあります。マニュアルを見ると、どうもこれが目 的のクライアントのようです。さっそく dhclient と入力 してみました。 ところが、アドレスか取得できません。変だなあと思っ て ifconfig コマンドて市寉かめると、テンヾイスか認識された だけて有効になっていませんでした。あわてて、 ifconfig a れ 0 up と入力し、もう一度 ifconfig て市寉認すると、、 status: ac- tive" と表示されました。泉 LAN カードの LED もち かちかと光り始めました。しばらく待っていると DHCP でアドレスの取得もできたようです。 これで通信できるかな、と思ったら、今度は外部と通信 できないようです。どこに ping を打っても何も返ってき ません。 1 人で「うーん」とうなっていたら、師匠に 「また名前が引けていないんしゃないの ? 」 と言われました。そういえば、、、あとで追及することにし た " という事実をすっかり忘れていました。 /etc/resolv. conf を見てみると、 ADSL 回線を接続しているルータの アドレスか書き込まれています。自分で設定したつもりは ないのですが、 DHCP サーバー自身のアドレスか書かれ るようです。きっとここカ咄いのだろうと考えて、昔使っ ていた外部のネームサーバーを書き足して保存しました。 これでようやく外に接続できるようになりました。 resolv. conf 問題 その後次の作業に進んだのですが、しばらく川に外 への接続ができていたのに、突財妾続が切れてしまいまし 3 Cisco の「 Aironet340 」というカードを利用しています。 UNIX MAGAZINE 2001.9 SC 翡 好評発売中 ! Java プログラミンク・ノート 国際化と 日本語処理 CAFE BABE ava プログラミング・ノート 国際化と日本語処理 ASCII ・風間一洋著 ・ A5 判、 312 ページ ・ ISBN 4-7561-3481-5 ・本体 3 , 000 円十税 Java による日本語処理、さらには国際化 プログラミングに必須の知識を数多くの サンプル・プログラムを示しながら平易に 解説する。真の意味での "write Once, Run Anywhere" を目指すプログラマー 目次から に最適の 1 冊 1 章 2 章 3 章 4 章 5 章 6 章 7 章 8 章 9 章 10 章 1 1 章 12 章 付録 Java はどんな言語か 国際化と地域化 Unicode ロケー丿レ 工ンコーディング タイムゾーン リソース / ヾンド丿レ フォーマット出力と解析 文字列の比較 テキストの境界解析 インブットメソッド 文字の表示 Unicode プロック / ロケール一覧 / 工ンコーティング名一覧 / タイムゾーン D 一覧 / ユーロ通貨記号への対応 株式会社アスキー 〒 1 51 ー 8024 東京都渋谷区代々木 4 ー 33 ー 1 0 129 電話 ( 03 ) 5351 ー田 94 出版営業部